近年脳疾患による死亡率は、減少傾向にありますが、脳卒中は、一度起きると救命はされても永続的な障害が残る可能性の高い疾患です。

従って高齢化社会において一度脳卒中になると本人、家族の負担はもちろん社会的な問題も生じてきます。

脳卒中は、決して偶発的事故ではなく、何らかの原因があるものが多い病気です。

脳ドックによって原因たる異常を発見し未然に脳卒中を防ぐことをおすすめします。  

●血圧測定

• 高血圧について確認します。

●血液検査

• 赤血球・白血球の成分、腎臓・肝臓機能の状態及びコレステロール値・糖尿病が確認できます。

●心電図

• 脳梗塞になりやすい不整脈の有無を調べます。

●頭部ＭＲＩ

• 磁石を用いた装置で、脳を輪切りにして調べ、脳腫瘍・脳梗塞などを早い段階で発見できます。

●頭部ＭＲＡ

• 磁石を用いた装置で、造影剤を使用しないで脳の血管を調べ血管の閉塞、狭窄、奇形の他、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤などの異常を調べます。

●頸部ＭＲＩ

• 脊髄の通り道の異常の有無を発見し、外傷で脊髄損傷を起こしやすいかどうかなどを調べます。

●頸部Ｘ線撮影

• 頸椎の骨の異常、ずれなどを発見します。

●頸部超音波検査

• 頸動脈の狭窄の有無を調べます。

●血圧脈波検査

• 動脈硬化の程度を調べます。
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●検査結果は複数の医師により診断いたしますので、検査日より約５日後に報告します。

（郵送又は、外来診療室にて）

●検査日は完全予約制となっておりますので、申込時に決定して下さい。

●健康保険は適用になりません。検査種別によるコースの金額を検査当日にお支払い願います。

●機械の特性上、検査を受けられない場合がありますので、下記に該当される方は受付の際に

　ご相談願います。

• ペースメーカー・外科用クリップ・その他金属類を体内に装置されている方。
• 刺青を入れている方。
• 閉所恐怖症と思われる方。

●血液検査の数値を正確に得るために、検査前の食事は控えて下さい。