＜２階急性期病棟＞

一般急性期病棟３０床、ＳＣＵ８床を有する計３８床の病棟です。全ての入院を受け入れ、救命、診断、治療、看護に２４時間体制で対応、また手術室も併設しています。脳血管障害術前および術後急性期治療の外科系重症患者様を対象とし、集中的に管理を行うと同時に、毎日の変化に適応していく為、情報を共有・知識を深めながら、よりよい病棟作りを目指し頑張っています。特に、最初の出会いの場となる２Ｆは、患者様・ご家族１人１人の立場に立つことを基本方針とし、異常に気づける能力と対応できる看護の向上に努めています。

手術室スタッフは患者さまの安全、安楽をモットーに、そして何よりも手術という大きな不安を少しでも軽減できるよう術前訪問を行い患者さまやご家族との関わりを通じてその緩和に努めています。患者さまが少しでも安心して手術を終えることができるよう、常に技術を磨き、心配りを忘れないよう心がけています。

当院では、厚生労働大臣の定める施設基準を満たす脳卒中ケアユニット（SCU）を平成２６年９月１日より８床を開設しました。

脳卒中ケアユニットとは、急性期脳血管障害の患者さんを対象として、脳卒中専門医をはじめとする専門医療スタッフ（医師、看護師、理学療法士、医療ソーシャルワーカー）が発症早期から２４時間体制での集中的治療と早期リハビリテーションを行う脳卒中急性期専用の治療病室の事です。

SCUでの入院日数は最大１４日となっていますが、在室日数は病状によって変わります。

SCUで治療することによって、脳卒中患者の死亡率の減少、在院期間の短縮、自宅退院率の増加、長期的な日常生活動作（ADL）と生活の質（QOL）の改善を図る事を目的とします。

２４時間救急体制を整え、先進医療と救急医療を提供するために、スタッフ一丸となって治療・看護にあたっていきます。